全身運動で、消費カロリーも高くセレブの方にも人気が出始めている水泳ダイエット。
水中という特殊な空間で行うことダイエットは、陸上に比べて負荷が高く、基礎代謝の向上などにも効果的。
また最近では、各所に冷水、温水プールが設置されているので、昔ほど敷居の高さも感じなくなってきたと感じます。
今回は、暑い夏でも、寒い冬でも快適に行える水泳ダイエットについてご紹介します。
水泳はダイエットに効果がある?
水泳ダイエットには、ちゃんと脂肪燃焼効果があります。
プールや海でも水中にいると、歩くだけでも疲れてしまった経験がある方もいるかと思います。
つまり、水中では少し動くだけでも、エネルギー消費が激しいのです。
よって、効率よく脂肪が燃焼され、ダイエットに効果的だといえます。
さらに、水泳をすることによって、基礎代謝の向上も期待できます。
基礎代謝が向上すると、普段の生活でもカロリーを消費しやすい体に変化し、ダイエットに相乗効果が加わり、より一層痩せやすい体を手に入れることができます。
水泳と他のスポーツの消費カロリー比較
上記では、水泳にダイエット効果があることをお伝えしました。
では、他のスポーツに比べて、一体水泳はどれほどの脂肪燃焼効果を発揮するのでしょうか。一緒に見ていきましょう。
消費カロリーの高い運動 ランキングは「日本人の食事摂取基準」を参考にしています。
消費カロリーの高い運動 ランキングは「厚生労働省:第3回運動指針小委員会 資料」を参考にしています。
あなたの年齢・体重に沿うカロリー消費量は「行動別カロリー消費量チェック」で計算してみましょう。
カロリー消費量値は、体重により変動します。参考値としてご利用ください。
カロリー消費量値は、男性25歳・女性25歳の基準体重を元に作成しています。
カロリー消費量値はMETs(運動強度=酸素摂取量÷最大酸素摂取量)を元に計算しています。
カロリー消費量は、その活動に対する取り組み方により多少の差異があります。
各運動を1時間行った場合における、消費カロリーの目安を男女別に紹介しています。
(引用元:http://diet.netabon.com/diet/basic/calorie_ranking.html)
このように、一般的にハードなスポーツとされる、サッカーやバスケットボールなどと比較しても、倍近くもカロリーを消費することが期待できます。
さらに水泳は、水中という浮力がかかった空間で運動することになるため、関節に対する負担がほとんどかかりませんので、怪我をする危険性も少ないといえるでしょう。
どんな泳ぎ方が効果的?
上の表を見ると、クロールと平泳ぎには、約600kcalほどの差が見て取れますね。
このように、泳ぎ方によってかなり消費カロリーに差が出ます。
もちろん自由に泳いでもカロリーを消費できますが、あまり水泳が得意ではない方に、オススメする泳ぎ方が平泳ぎです。
効率よく脂肪燃焼を行うには、最低でも20分以上有酸素運動を行う必要があります。
クロールで長い時間泳げるのなら、もちろんそちらでも大丈夫ですが、大半の方にとっては難しいことだと思います。
そこで、他の泳ぎ方と比べて楽に泳げる平泳ぎで、長く泳いで効率的に痩せようというのが水泳ダイエットです。
もちろん泳ぐのが得意な方は、平泳ぎでなくてもクロールやバタフライなど、より激しい運動をしてさらなるカロリー消費を狙うというのもいいでしょう。
これが理想の水泳メニュー!
ここでは、初心者にオススメの水泳メニューを簡潔にご紹介します。
まず初めは、水中に体を慣らすという意味でも、水中でウォーキングを行うといいでしょう。
ウォーキングなら楽ちんかと思いきや、水圧がかかっているので、結構キツイです。
脂肪燃焼を狙う部分に力を入れながら、15~20分くらい行うと良いでしょう。
運動を始めて20分くらい経ったら、脂肪燃焼開始の合図です。
あなたのお好みの泳ぎ方で、20分~1時間くらい、無理のないように泳ぎましょう。
水中ウォーキングだけでも、結構体力を消耗しているはずなので、足がつったりしないよう、たまに休憩をはさみながら行いましょう。
まとめ
今まで見てきたように、水泳ダイエットには、とても大きな脂肪燃焼が期待できます。
また、室内のプールに行けば、雨の日でもトレーニングできますし、冬でも温水プールに行くことで快適に運動できます。
このように、天候に左右されず、自分のルーティンに沿ってダイエットができるのが、水泳ダイエットです。
水泳というと、普通の運動よりも敷居が高く感じるかもしれませんが、ぜひ一度お試しください。